2024/03/19
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2024/03/01
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2023/12/18
12月31日~1月4日まで冬休みをいただきます。
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「この痛みの場合、〝温める〟のと〝冷やす〟のどっちがいいの?」
と質問をうける機会がよくあります。
痛みがある部位を〝温める〟か〝冷やす〟で悩んだ事ってありませんか?これをどう使い分けるかで改善へのスピードも変わってきます。
突然起こった〝急性痛〟か、常に感じる〝慢性痛〟かで使い方が変わってきます。
【急性痛】の場合。
何かのきっかけで、筋肉やじん帯が傷ついてしまって筋肉組織を修復するために血行が良くなりすぎて〝熱〟を帯びて痛みを感じている状態です。
〝熱〟をもった組織を【冷やす】ための処置は大変有効です。
【冷やす】やり方・注意点をいくつかあげてみます。
・アイスパックやビニール袋に氷を入れて患部を直接冷やして下さい。
・冷湿布も有効ですが、アイスパックの方が効果的です。
・痛みを感じてから、すぐに行うと治りも早くなります。
・アイスパックの場合、冷やすのは15分以内にして下さい。冷やしすぎると冷やされている事を異常に感じ、逆に熱を帯びてしまう場合があります。(湿布の場合は関係ありません)
・15分冷やし⇒45分休める。これを何回か繰り返してみて下さい。
・冷やされた後、再び熱を帯びてきます。この時、傷ついた組織に停滞していた古い血液が流れ始めて、新しい血液が運ばれます。
・熱がおさまるまで冷やして下さい。正常な組織と触り分けると熱を帯びているか否かが解かります。
・打撲や打ち身の場合も有効です。アザが残りにくくなります。
【慢性痛】の場合。
ずっと同じ姿勢でいる事で血行が悪くなり筋肉組織が凝り固まり痛みを感じている状態です。血行を良くし患部の機能修復のために【温める】のは大変有効です。
【温める】やり方・注意点をいくつかあげてみます。
・やはり一番有効なのは入浴でしょう。疲れを強く感じる時はいつもより長く入って血行を促しましょう。
・シャワーが主という方の場は、患部をシャワーでしっかり温めて下さい。
・夏場こそ、クーラーによって組織は冷えてしまっていますので、しっかり温めましょう。
・入浴後すぐ寝ずに、30分~1時間後に寝た方が効果的です。ポカポカ温まった状態で睡眠に入ると、逆に冷却スイッチが作動し冷えてきます。ほてりがおさまってから寝ましょう。
・冷やさない工夫も大事です。特に首まわりはクーラーの冷えが直接あたらないようにしたいですね。
お解りいただけたでしょうか?見分け方は組織が〝熱〟を感じているか否かが判断材料です。
私達のカラダは、状況に合わせて自律神経が働き、常に正常に生活できるようにコントロールしてくれています。この働きを有効に使う為にも【冷やす】と【温める】を使い分ける事は大事なのです。
もし、「こういう場合はどっち?」と悩んでしまう症状がありましたら、
お気軽にご相談下さいませ。
そういうご相談大歓迎です。